FOR MANGA ARTISTS & DOUJIN CREATORS

マンガ家・同人作家の方へ

業界特有の税務をわかりやすく解説します。気になる点はお気軽にご相談ください。

日々、漫画家・同人作家の先生方とお付き合いさせていただくなかで、さまざまなご質問をお受けします。「税金のことがよく分からない」「事業税って何?」「税金が高すぎる、本当にこれだけ払わないといけないの?」といったご相談に懇切丁寧にお答えし、無駄な税金を払わせないようにするのが私たちの使命です。気になる点はお気軽にこちらからご相談ください。
※タグは主な対象者の目安です

01

高額な印税が急に入ってきた

商業誌で連載されている方の収入は、基本、原稿料と印税で構成されています。これらの収入を「変動所得」といいます。

所得税は「累進課税制度」を採用していて、所得の金額が増えるにつれて税率が高くなるように設計されています。

商業漫画家は収入の激しい仕事の代表格です。普段はそこまで収入がないのに、印税収入が急激に増えてしまうと、所得税が重くのしかかってきます。この問題を解消するために、変動所得が一定の条件に当てはまる場合には「平均課税制度」を選択することで所得税の税負担を軽減することができます。

平均課税について詳しくは事例集(平均課税)もご覧ください。

02

在庫の取扱いが分からない

同人誌1,000冊を10万円で印刷するとしましょう。1冊あたり100円です。イベント会場で900冊は販売できましたが、100冊売れ残ったとします。印刷費は「売れた分」に対応しなければなりません。ですから、印刷費として計上できるのは9万円(900冊×100円)となります。

何冊を印刷するのにいくらかかり、印刷した冊数のうち何冊が販売でき、何冊が手元に残っているのかを正しく把握することが必要です。

また、委託販売をされている方も多いと思います。委託販売の場合も考え方は同じで、預けている冊数のうち12月31日時点で在庫としてまだ売れていない分が何冊なのか、送られてくる資料から把握することが必要です。

資料に記載されている支払単価等の金額と1冊当たりの印刷費は異なるので注意!

03

イベント売上はカウントするべきか

当然、カウントが必要です。メモ等の記録があって意図的にカウントしないことが発覚すれば「脱税」として税務署から認定されます。

現金売上もきちんと帳簿に記録しておきましょう。不安な点はお早めにご相談ください。

04

青色申告のメリット

  • 領収証がなくても65万円または10万円が控除されます。
  • 赤字が出た場合には繰り越すことができます(最大3年)。
  • 例えば、20万円のパソコンを購入した場合に、白色申告では固定資産として取り扱われますが、青色申告では一括で経費とすることが可能です。

05

経費の判断が難しい

業務で使用しているか」がポイントとなります。使途を明確にして経費計上していきましょう。

業務とプライベートの両方で使っているものは、使用割合で按分(あんぶん)して経費に計上することができます。判断が難しい場合はお気軽にご相談ください。

経費の具体的な事例はQ&Aにも詳しく掲載しています。

06

副業で原稿料収入がある、同人誌を販売している

本業の収入と合算して確定申告する必要があります。本業がお給料制の方は、副収入が20万円以下であれば、確定申告しなくてもよいことになっています。

ただし、副収入が20万円以下でも住民税の申告は必要な場合があります。詳しくはご相談ください。

07

税理士に依頼するメリット

  • 確定申告書の書類作成・記帳等の手間が省けて、お仕事に専念できます。
  • 節税のご提案により、税コストを削減することができます。
  • 税理士が付いていることの安心感を得ることができます。

08

法人成りするメリット・デメリット

メリット

  • 社会的信用度が上がります。
  • 個人事業よりも節税の幅が広がります
  • 社会保険(厚生年金・健康保険)に加入することになります。

デメリット

  • 社会保険(厚生年金・健康保険)の加入により費用負担が増加します。
  • 事務負担が個人事業時と比べて煩雑になります。
法人化の具体的な事例は事例集(法人設立)もご覧ください。

09

法人成りのタイミング

目安として所得が2,000万円を継続して3年間キープできそうでしたら法人成りすることをオススメしています。

ただし、状況によって最適なタイミングは異なります。より早いタイミングで法人化した方がメリットが大きい場合もありますので、詳しくはご相談ください。

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